2018.11.21
“顎顔面”の形成や“皮膚のしなやかさ”にコンドロイチン硫酸が重要であることの研究成果について
従来から,コンドロイチン硫酸は軟骨や手足の骨の形成に重要であることは指摘されていました。このたび,このコンドロイチン硫酸は,顎顔面・頭部の骨の形成や,皮膚のしなやかさにおいても重要であること,さらにこれらの組織・器官を支えるコラーゲンの発現や正しい配列に関わっており,細胞外の組織の形成に極めて大切であることを世界に先駆けて発見しました。詳細はこちらをご覧ください。
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神経再生に注力。中枢神経系・脊髄損傷における再生時の再生環境制御と、創薬展開と治療法開発を進めている。とくに、神経発生・再生で重要な役割を果たす糖鎖構造の遺伝子改変や遺伝子抑制技術、核酸医薬を用いての治療応用を目指している。神経発生に最大の興味を持ちつつも、再生時の劇的な細胞機能と構造変化にしばらく取りつかれている。 現在の研究をきっかけとした炎症制御と痛み制御についても解析を開始した。専門:分子細胞生物学、発生生物学、神経科学、糖鎖生物、創薬技術開発。
出身:奈良県、 大学院では、月田承一郎教授(前・京都大医化学第二)研究室で細胞接着構造の研究。東京都老人総合研究所~奈良先端科学技術大学院大学~名古屋大学~京都府立医科大学~新潟大学医学部などを経て、流れ流れて現職(2015年~)。いまだになぜ愛知医大にいるのか、わからない・・。愚痴をこぼす日々。顕微鏡が大好きで調整にやたらうるさく、細かい作業が妙に器用で一緒に実験するとハタ迷惑?と教室員からは嫌われる(と池野評)。新しい技術や新しい機械はすぐに試してみたがる(新しモノ好き)。
動物細胞の染色体や複製機構の研究を出発点として、動物細胞の遺伝的改変、およびその細胞をツールとする神経疾患治療などの研究をおこなっている。TERT遺伝子を用いた幹細胞不死化技術、および分化細胞の不死化や制御技術の開発に注力し、遺伝子細胞治療への応用や、組織細胞の特性や分化機構の解明を目指している。専門:分子生物学、細胞工学、遺伝子・染色体を切って張ってはお得意技・・ 武内からは再生と神経とシングルセル解析をやらないとダメと言われ努力の日々(泣)。
出身:静岡県、 大学院では岡崎恒子研究室((名大・理・教授)岡崎フラグメントの発見者))でヒト人工染色体の研究。名大~藤田医科大学~慶應大医学部~(クロモリサーチ社長)~などを経て現職。故・岡崎令二先生から脈々と流れる分子生物学の本流のはずだから、遺伝子と染色体を扱う腕は本物(と、武内評)? 教授のむちゃぶりと暴走に日々耐えつつも、教授からのあれこれうるさい話はじっと聞くふりして、右から左に聞き流しながら顕微鏡を覗きつつ細胞に立ち向かう姿は美しい? 静岡県民だし??
マウス・ラットの遺伝子改変や遺伝子ノックダウン技術開発を中心に研究を進めている。教室の専属から、現在は動物実験施設に現在は軸足を移して、忙しく活動中。
出身:兵庫県、大学院では転写機構の研究など、その後 奈良先端科学技術大学院大~愛媛大学医学部などを経て現職。神経化学の大家・永津俊治先生(名大-藤田医大)~小林和人先生(現福島医大)の血統と、きめ細やかな動物遺伝子改変技術やウイルスベクター構築の腕は確か(武内評)。 動物実験部門の総括と運営を主務としつつ、教授からの講義あれこれやってよ・・の教育業務の無茶ぶりな押し付けに耐えつつも、いやいやながらも学生を前にすると、その妙に熱い!講義と懇切丁寧な学生指導には定評あり。だから頼んじゃうんだよな~(武内談)
人工シナプス接続因子CPTXによる神経回路リモデリングおよび細胞外マトリックス分子操作による再生場の整備という二つの観点から、脊髄損傷からの迅速な回復、神経機能回復機構の解明を目指して研究しています。大阪大学、名古屋大学で行ってきたマウス・イモリの眼の発生、線虫C. elegans を用いた神経発生、感覚受容、寿命制御の研究の経験を生かし、眼の前で展開される生命現象の観察を大切に生命の普遍性に迫れればと考えています(本人談)。 出身:埼玉県、 大学院では大阪大学・近藤寿人研究室で発生学の薫陶を受け、名古屋大学では森郁恵教授のもとで線虫C. elegans の遺伝学を推進。 研究に対する教授からの無茶な要求とバトルしつつも、そのむちゃぶりは聞き流しながら、実験データには妥協を許さない研究スタイルを貫く(頑固なんだよね・・でも間違いはないよね(武内・池野評)。 頑張れ埼玉です。
専門は、精神神経科学・行動神経科学。マウスの行動学習実験では知る人ぞ知る国内屈指の研究者。理学部物理学科を卒業後、大学院は阪大・工学研究科(工学部)、つまり工学博士(武内はひたすらカッコいいと憧れ・・)。きわめて謙虚な女性でありながら、理詰めの思考回路と話すとあふれ出る知性。研究創出支援センターおよびバイオバンク部門の業務を”完璧”にこなしつつも、密かに研究を進める。思いつきの武内は、事務ことも研究についても、困ったときにはすぐ相談。とある大学から引き抜いただけのことはあると自画自賛の武内に対して、行動と能力ですべて解決。どちらがセンター長かわからない(事務評)。 出身:三重県 三重って、関西なの東海地方なの?とうるさい武内。
専門は、糖鎖科学、得意技はプロテオミクス解析。もとは理学部生物学出身、発生学で学位を取得。とある部署で苦しんだ?(勝手な解釈?)から武内が引き抜いただけのことはある、と恩着せがましい話にうんざりしながらも押し付けられる仕事を淡々とこなす。秘めた能力を開花させるべく新たな研究を展開開始。糖鎖・マトリックスとプロテオミクスを融合して面白いことできないかね~~と、木全先生と武内の妄想を横に地道に展開中。 出身:石川県 金沢が大好きな武内は、研究そっちのけで鮨の話しかしない。
羽渕 脩躬 客員教授
(名誉教授)
糖鎖化学、糖鎖解析の国内の第一人者。
当研究室で研究を続けられている。
教室の精神的支柱でもあり、お二人で黙々と実験をされる姿は、研究者としても、人としても、畏敬の念ひとしきりの存在である。その真摯な姿は、教室員の心の拠り所。
糖鎖生物学の第一人者。本学分子医科学研究所元所長。教授は解らないことがあるとすぐに頼っては無駄口叩いて、木全先生の前では”蛇ににらまれたカエル”のようになる。ケロケロ言いながらカバン持ちとお世話して・・仲はいいんだか?(周囲の感想・・)
組織化学担当、動物管理、運営を担当。膨大な動物の様子を把握して、ネズミの看護と治療も担当。
教室の財務大臣で、この人の許可がないと物が買えない。 出身:東京都、 千葉大(病理学)での組織化学から、電子顕微鏡(免疫電顕)などにかかわってきた。
森岡 幸 研究技術員
遺伝子からタンパク質・糖鎖解析、細胞培養と全体管理まですべてを網羅的にこなすスーパーウーマン。
教授の無茶な要求にも、すべて先回りして一手に率いて対応する。池野准教授の愚痴も聞きつつ、他の臨床系教室からの実験要請もすべてあっという間に完ぺきに仕上げる。この人がいないと教室はうごかない・・・ラボの研究一般のキーパーソンです。 出身:新潟県、超大手企業研究所での所属経験からも、管理と運営もおてのもの(全体評)。 新潟はいいよね~食べ物は名古屋と比較にならん・・・
菅田 明香 研究技術員
動物管理、実験補助を担当。 森岡さんともども 企業研究経験が長いので、妥協は許しません・・・きっと。教室メンバーのなかでは若いので、教授と准教授のオジサントークにはついてゆけません。教授は講義で使うネタが学生に受けるかどうか、菅田さんにためしてみて、確認しているらしい。
Midori ちゃん
笹倉先生の薬剤投与実験や侵襲実験など様々な過酷な研究に耐えて、”たぐいまれな生命力とありえないほどの運の強さで”生き延びてきた”スーパーマウス。たまにAI機械学習や運動機能解析にも参加。教室員が頼りにしているマスコットキャラクター。その生命力と強運、危機管理回避能力の高さから部屋の守り神として、部屋の教授より!も大切にされた。2021年7月24日永眠(2歳半)。マウス殿堂入り。骨となっても教室を守っています!